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| 昆明から南へバスで８時間ほど行くと、棚田で有名な元陽に着きます。 山の斜面に隙間なく張り巡らされた棚田は、季節や時間帯によって様々な表情を見せ、写真家にとっても、あこがれの場所の一つになっています。 棚田は通常、車をチャーターして見に行きますが、たまたま同じ宿に詳しい人がいたので、その人の案内で、棚田の中を突っ切って歩いて行くことにしました。 いくつかある棚田の中で最大級の『バーダーティーティエン』は、幅３ｋｍ、長さ５ｋｍ、高低差３００ｍの山の斜面をびっしりと棚田が埋め尽くしていて、想像以上の大きさに驚きました。 （人の手足の動きだけで、これだけのものを作ったのか・・） と思うと感動です。 その一つ一つにちゃんと水を供給しているというのもすごいです。 元陽には『元陽政府招待所』という安宿があり、テレビ付のドミトリーが１泊１０元（１６０円）。日本人は常に１０人くらいは泊まっていて、たいてい同じ部屋に集められるので、みんなで食事に行ったりするのが楽しいです。 町には、ハニ族、イ族、タイ族、ミャオ族、ヤオ族、チワン族などの少数民族が、それぞれ特徴のある民族衣装を着て歩いていて、見ていて飽きないです。民族衣装が観光客向けのものではなく、生活に密着しているところがいいです。       （動画） 元陽の棚田 |
